Windows Imaging Component

Windows Imaging Component (WIC)
Microsoft Windows コンポーネント
詳細
標準提供 Windows Vista
Windows XP Service Pack 3
.NET Framework 3.0
およびそれ以降
関連コンポーネント
Windows Image Acquisition

Windows Imaging Component (WIC) はComponent Object Modelに基づいた画像コーデックのフレームワークであり、Windows VistaおよびWindows XP Service Pack 3以降で導入されたもので、デジタル画像および画像のメタデータを処理する。これにより、WICを利用したアプリケーションはインストールされた画像形式のコーデックによるサポートが自動的に得られるようになる。

画像コーデックを使用してサードパーティーの画像形式にシステム全体で対応できる点において、GDI+、DirectShowACM英語版VCMなどの技術に類似している。加えて、Windows Presentation Foundation (WPF) のアプリケーションは自動的にインストールされた画像コーデックをサポートする。ハイエンドのデジタルカメラで使用されるRAW画像形式のコーデックもWICを利用してサポートを追加することが可能である[1]

WICによってアプリケーション開発者はあらゆる画像形式での画像処理を単一で共通のAPIで、特定の画像形式に対する前提知識を必要とせず処理可能になる。

またWIC用のコーデックを記述することによって、すべてのWICネイティブアプリケーション、.NET 3.x以降のマネージアプリケーション[注釈 1][2]、およびWPFアプリケーションでその画像形式をサポートすることが可能になる。

WICにはWindows 7Windows 8Windows 8.1Windows 10にて新機能が追加されている[3]

  1. ^ WIC Guidelines for Camera RAW Image Formats - Win32 apps” (英語). docs.microsoft.com. 2022年3月19日閲覧。 アーカイブ 2021年4月25日 - ウェイバックマシン
  2. ^ System.Windows.Media.Imaging Namespace” (英語). docs.microsoft.com. 2022年3月19日閲覧。 アーカイブ 2023年12月9日 - ウェイバックマシン
  3. ^ What's New in WIC - Win32 apps” (英語). docs.microsoft.com. 2022年3月19日閲覧。 アーカイブ 2021年4月25日 - ウェイバックマシン


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